UF型チューブラーフィルター プレコートタイプ|製品紹介

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機械工業用クーラント液ろ過装置

機械工業における研磨・研削液を循環利用するためのプレコート式精密ろ過装置です。
多くはろ過から最終脱水処理までを組み込んだ、大容量集中クーラントシステムとして納入されています。

装置の特長

装置の特長
  • ろ布上にろ過助剤をプレコートし、加圧ろ過する精密ろ過機です。運転開始初期からミクロン単位の固形粒子を捕捉分離出来ます。
  • 瞬間逆圧洗浄方式を採用していますので、極めて短時間に効率良くろ布の洗浄が行えます。
  • 洗浄用の液にはろ過液が利用されます。逆洗ドレン液は脱水処理後回収され、再利用されますので、洗浄排水は一切排出されません。
  • ろ過面積が有効にとれる構造のため、処理能力に優れ、大容量処理にも対応が可能です。
  • 液のフローがシンプルのため運転操作が容易であり、自動化に適しています。全自動化により液管理費用が削減出来ます。

構造

構造

動作

  1. 全体図
  2. 1.プレコート工程
  3. 2.ろ過工程
  4. 3.逆洗工程
全体図チューブラーフィルターエクセラーフィルター ③ 助剤供給装置 ④ クリーン槽 ⑤ ダーティ槽 ⑥ プレコート槽 ⑦ ドレン槽 ⑧ ろ過ポンプ ⑨ 脱水ポンプ
プレコート工程1.プレコート工程
  • 1. 助剤供給装置からプレコート槽へ、あらかじめ設定した量の粉体ろ過助剤が投入されます。
  • 2. ろ過助剤が混合・分散したプレコート液は、ろ過ポンプによりUF型チューブラーフィルター本体に送られ、ろ布でろ過されてプレコート槽へ戻ります。
  • 3. プレコート運転を約20分続ける事により、ろ布表面に均一なろ過助剤の層(プレコート層)が形成されます。
ろ過工程2.ろ過工程
  • 4. プレコートが完了すると、ろ過ポンプのサクションはプレコート槽からダーティ槽へ切り替わります。
  • 5. ダーティ槽の液はろ過ポンプによってチューブラーフィルターへ圧送され、プレコート層で加圧ろ過されてクリーン槽へ送られます。プレコート層でろ過する事によりろ布の汚れを防ぎ、ろ過スタートの時点から高いろ過精度を得ることが出来ます。
  • 6. ろ過継続時間は液質により異なりますが、およそ10時間程度が目安となります。ろ過タイマーのタイムアップ又は任意の時点での逆洗ボタンONにより、ろ過工程は終了します。
逆洗工程3.逆洗工程
  • 7. ろ過工程が終わると全ての自動バルブが閉じ、ろ過ポンプが停止します。
  • 8. その後逆洗エアー弁が開いて圧縮エアーがフィルター本体内に入り、この圧力で本体上部に貯留しているろ過液がろ布の内側から外側へ一気に逆流し、ろ布を洗浄します。洗浄した逆洗液はドレン槽へ排出されます。
  • 9. ドレン槽へ排出された逆洗液はエクセラーフィルターによりろ過、脱水され、ろ過液はダーティ槽へ送られ再利用されます。また、脱水処理された固形分は外部へ排出されます。
  • 10. 逆洗・ドレン完了後、装置は最初の工程へ戻り、プレコート工程からスタートします。

用途

  • 機械工業…超硬研磨用、シリコン研削液用の各種クーラント液
  • 排水処理…半導体洗浄液リサイクル用、各種排水の浄化

主要目

型式
(□部は材質記号)
UF-45□ UF-55□ UF-65□ UF-75□ UF-90□ UF-105□ UF-120□ UF-120H□
チューブラー
フィルター
ろ過面積(m2)
2.4 3.6 4.8 7.2 10.8 15.2 20 25
A(㎜) 2500 2850 3100 3250 3400 3500 3750 4000
B(㎜) 450 550 650 750 900 1050 1200 1200
C(㎜) 4000 4350 4600 4950 5300 5400 5750 6000
D(㎜) 1500 1500 1500 1700 1900 1900 2000 2000
E(㎜) 8000 8400 9500 10000 11500 13200 16000 18000
F(mm) 1900 2400 2700 2700 2700 3000 3000 3000
エアータンク(L) 230 400 600 800 1000 1500 2000 2000

1) ろ過能力は液仕様により異なりますので提示していません。
2) 圧縮空気は0.45MPa以上、0.2Nm3/min(ANR)が必要です。
3) C,D,E,F寸法は処理量・レイアウトによって変化しますので参考寸法として下さい。

主要目
材質記号 (□部) F S
ろ過 SS400 SUS304
その他(配管等) SUS400,SGP SUS304

助剤供給装置

助剤投入装置にはそれぞれ特徴のある下記の3方式があり、用途に応じて最適な方式を選ぶ事が出来ます。(全て粉体助剤仕様です。)

  1. スクリューコンベアー式
  2. カップ投入式
  3. ロータリーバルブ式
最大保有量
~50kg
特徴
助剤ストック槽の下部にスクリューコンベアーが取り付けられており、助剤はこの回転によって液槽へ送り出されます。
投入量はスクリューコンベアーの回転時間の調整により任意に変更出来ます。
投入量が比較的少量の場合や正確な量添加したい場合などに適しています。
最大保有量
~100kg
特徴
助剤はストック槽内でゆっくりと撹拌されながら底部のカップに定量充填されます。このカップはミニエアーシリンダーによって液槽上部開口部へ押し出され投入されます。
投入量はカップ投入回数、カップ大小、およびそれらの組み合わせで調整します。
あまり微調整を必要とせず、短時間に大量投入したい場合に適しています。
最大保有量
~200kg
特徴
助剤ストック槽下部のロータリーバルブの回転によって助剤を投入する方式です。
ストック槽内への液の湿気が入りにくく、大容量(約200Kg)の助剤をストックすることが出来ます。
助剤投入量はバルブの回転数の設定で決まります。